【ギリシャ】アテネで味わうギリシャグルメ。街歩き×食べ歩きの美味しい旅
古代と現代が融合する街、アテネ。パルテノン神殿やアクロポリス博物館などの観光名所も魅力的ですが、今回の旅では、アテネの街中で楽しめるギリシャグルメにフォーカスしてみました。
アテネには、地元の人に愛される老舗の食堂や、サクッと立ち寄れるテイクアウトの名店まで、美味しいものが溢れています。旅の記録として、食べたもの、感じたことを一つひとつ綴ってみます。
しっかり味がしみた絶品ケバブ「O Thanasis」
モナスティラキ広場の近くで、昼どきになると行列ができている人気店「O Thanasis(オ・タナシス)」。ここで味わったのは、名物のヨーグルトケバブ。
炭火で焼かれたミートケバブ、そしての上に、ヨーグルトソースがたっぷりかかっていて、酸味と肉の旨みのバランスが絶妙。肉はジューシーなのに脂っこくなく、さっぱりしたヨーグルトと相性抜群です。皿の底にはパン生地も入っていて、肉の旨みとヨーグルトを吸ったパン生地も最高でした。
ギリシャの家庭料理っぽさを残しながら、観光客の胃袋もしっかり掴む一品。「これがアテネの味だ」と心から思える満足度でした。
テイクアウトでギロピタを。「TYLIXTO」のポークが絶品
街角のキオスクのようなお店「TYLIXTO」では、ポークのギロピタをテイクアウト。手軽に食べられるストリートフードですが、これがかなりのレベルでした。
香ばしく焼かれた豚肉に、トマト、玉ねぎ、ポテト、そしてザジキソース(ヨーグルトとにんにくのソース)が加わった、ギリシャの定番スタイル。トルコでも似たような料理が多いですが、ギリシャのギロピタはフライドポテトが入っているのが大きな違いです。ピタパンはふわっとしていて噛みごたえもあり、全体のバランスが抜群でした。
観光の合間、小腹がすいたときにぴったりの満足感です。
シンプルだからこそ旨い。「O Costas」のギロピタ
アテネでギロピタを食べ比べるなら、もう一つは外せないのが「O Costas(オ・コスタス)」。このお店も地元に根づいた人気店で、伝統的な味を守り続けている印象でした。
こちらのギロピタはとにかくシンプル。具材は最小限に絞られているのに、それぞれの味がしっかりと感じられる。また、イタリアンパセリが大量に入っていて、それがまた合う!目の前で炭火で焼いていたお肉もとてもジューシーで最高でした。
オーナーのおじさんの気さくな接客も印象的で、いつかまたアテネに来たらまたここに戻ってきたくなるような場所でした。
郷土料理をゆっくり味わう。「Tavern Klimataria」
夜ごはんは、地元の人たちも集う伝統的なタベルナ「Tavern Klimataria(クリマタリア)」へ。アテネの中心部にありながら、観光地っぽさがなく、温かみのある店内で落ち着いた食事ができます。
ここでは、ムサカ、グリークサラダ、そしてザジキを注文。ムサカはナス、じゃがいも、ミートソース、ホワイトソースが層になった“ギリシャ風ラザニア”とも言える料理で、日本人の口にもすごく合い、なんだか懐かしさを感じる味でした。
グリークサラダには、キュウリやトマト、玉ねぎ、フェタチーズがゴロゴロ入っていて、オリーブオイルが香ります。味付けはチーズとケッパーの塩味が中心でシンプルな味付け。ザジキはギリシャヨーグルトににんにくやきゅうり、オリーブオイルなどを混ぜたソースのような料理。、パンにたっぷりつけて食べるのがおすすめです。
お店の雰囲気も料理も温かくて、やさしい気分になるような食事でした。
朝はコレ!「ALISTON LOBOTESI」のスパナコピタ
アテネでの朝ごはんにすっかりハマってしまったのが、「ALISTON LOBOTESI」のスパナコピタ(ほうれん草のパイ)。
パリッとしたパイ生地の中に、塩気の効いたほうれん草とフェタチーズがたっぷり詰まっていて、朝の体にしみわたるおいしさ。初めて食べた日の感動が忘れられず、なんと3日連続でスパナコピタを食べてしまいました。
焼き立てが並ぶカウンターは、地元の人たちでいつも賑わっていて、アテネの朝の風景の一部に溶け込んでいるような気分になります。ギリシャの朝ごはんはぜひスパナコピタを。ハマります。
濃厚な羊乳ヨーグルト。「Stani」でひと休み
甘いものと乳製品が好きなら、絶対に訪れてほしいのが「Stani(スタニ)」。昔ながらの乳製品専門店で、ここでは羊乳を使ったヨーグルトをいただきました。
とろっとしていて、まろやかで、どこかチーズのようなコクもあります。上にかかっているハチミツとの相性も抜群で、口に入れた瞬間とろけます。
ギリシャならではの食文化を体感できる、ちょっと特別なカフェタイムでした。
サクふわスイーツ!「LUKUMADES」のルクマデス
ギリシャの伝統的スイーツ「ルクマデス」が食べられる専門店「LUKUMADES」も外せません。ルクマデスとは、一口サイズの揚げドーナツにシロップやはちみつをかけたお菓子。
ここのルクマデスは揚げたてで、外はカリッ、中はふわっ。今回、私はドーナツにはちみつ、シナモン、そしてバニラアイスがトッピングされたルクマデスを注文。熱々のドーナツと冷たいアイスの相性が抜群でした。
小腹がすいた午後にぴったりなスイーツです。
ピスタチオ好きに。「CHOUREAL」のCHOUX(シュー)
最後に紹介したいのが、「CHOUREAL(シューレアル)」で食べたピスタチオ味のCHOUX(シュー)。
店頭で好きなソースとトッピングを選べるデザートで、私はピスタチオクリームをたっぷりかけてもらいました。サクサクのシュー生地と濃厚なピスタチオクリームが絡み合って、甘いもの好きにはたまりません。
観光中のちょっと贅沢な甘いご褒美としておすすめです。
番外編:エギナ島「H agora」で食べた海の幸
アテネからフェリーで行けるエギナ島にも足を伸ばしたのですが、そこで立ち寄った「H agora」という店で食べたエビと小魚のフライも忘れられません。
揚げたての小魚は、丸ごと食べられるサイズで香ばしく、エビは殻ごとサクサク。レモンをぎゅっと絞って、海を眺めながらいただくシンプルなひと皿が最高でした。お店自体も地元の人たちに愛されているような温かい雰囲気が印象的でした。
旅のまとめ
アテネは、歴史や文化だけでなく、地元の食を通じてその土地をもっと深く知ることができる都市でした。今回紹介したものは、どれも決して高級料理ではなく、リーズナブルに食べられる地元の味ばかり。それこそが、何よりの魅力です。
もしギリシャ旅行を計画しているなら、ぜひ時間を取って“食べる旅”もしてみてください。お腹だけでなく、心も満たされる旅になるはずです。
Travy