盛岡1泊2日の旅

先日、岩手県盛岡市に1泊2日の旅に行ってきました!今まで知らなかった盛岡の良さがたくさん見つかった、充実した旅でした!

今回の記事では、そんな盛岡での1泊2日の旅の様子をみなさんにもお伝えできたらと思います。これを読んだらあなたも盛岡に行きたくなること間違いなしです!

 

今までのイメージが180度変わった盛岡。

実は盛岡は、私が4年間大学生活を過ごしたとても思い出深い街です。そんな慣れ親しんだはずの盛岡ですが、今回久しぶりに盛岡を訪れ、今まで知らなかった、感じたことのなかった盛岡を発見することができました。

大学時代は、大学周辺や盛岡駅から「大通り」と呼ばれるエリアまでが主な行動範囲で、何百回と呑みに出かけていた慣れ親しんだエリアでした。しかし今回の旅で、その大通りの奥のエリアこそ、盛岡の歴史や文化、雰囲気がコンパクトに詰まっている場所なのだと初めて知ることができました。

1日目: 紺屋町のカルチャーと美味しいランチ

旅の最初の目的地は、地元の本好きやクリエイティブな人々に愛される「Booknerd」。この本屋は単なる書店ではなく、丁寧に選び抜かれた本や雑貨が並ぶ、とても贅沢な空間。

少し前に私が読んだ本の著者の早坂さんが営んでいる書店で、ぜひ実際にお会いして直接早坂さんからこの本を買いたいと思っていました。直前にLAに行ってきた早坂さんの旅のお話や、僕が読んだ早坂さんの本の話をすることができました。目的の本も、運良く1冊残っていて、早坂さんがおすすめしてくれた本も1冊購入し、Booknerdを後にしました。

次に向かったのが、盛岡でシルクスクリーンのTシャツ等の製作・販売をしている「6jumbopins」。Booknerd からも徒歩で1分ほどの距離にあります。

店主の京野さんが1枚1枚シルクスクリーンでTシャツ等を製作しています。シンプルで想いのこもったデザインのTシャツが並んでいます。6jumbopins では、オリジナルのTシャツの製作していただけるということで、「Travy」のロゴの入ったTシャツを1枚注文。後日完成したTシャツが届き、6jumbopins でプリントしていただいたTravy初のTシャツに感動しました。

6jumbopins の京野さんに、近くでランチにおすすめのお店がないか聞いてみたところ、これまた徒歩で1分ほどの、「焼肉レストラン米内(肉の米内)」を紹介していただきました。

肉の米内はテレビ等でみたことはありましたが、実際に行くのは初めて。店内は1人でも利用できるカウンター席もあり、そこで1人で肉を焼きながらランチを楽しむこともできます。

人気のカルビ定食を注文。精肉店ということもあって、お肉がとにかく美味しい!網で焼いたカルビを卵に絡めて米と一緒に。最高でした。

お腹もいっぱいになったので少し紺屋町を散歩し、ホテルにチェックイン。今回泊まったホテルは、盛岡バスセンターに併設している「MAZARIUM(マザリウム)」。

「まざる、うむ、はじまりのホテル」がコンセプトのこのホテルは、老朽化のため再整備された盛岡バスセンターの3階に入っています。ホテル全体がアートで彩られていて、ジャズが流れるラウンジや、フィンランド式サウナもあります。

せっかくなのでジャズを聴きながら作業をしたり、夜はサウナをしっかり3セット。心も体もリフレッシュ、満喫しました。施設内はスタイリッシュなデザインでありながらも居心地の良い空間が広がり、宿泊スペースもシンプルで清潔感たっぷり。忙しい日常を忘れ、心の底からリラックスできる時間を過ごしました。

また、1階には盛岡のソウルフード「福田パン」が入っているので、朝ごはんには福田パンで好きなパンを買って食べるのがおすすめです。

 

2日目: 朝の散歩と紺屋町での味めぐり

少し早起きして早朝の盛岡城跡公園。大通りのすぐ奥の方にある盛岡城跡公園は朝の散歩コースに最適です。歩いているとなんとカモシカ発見!神々しい。

通りかかったおじさんが、たまにしか見れないから運がいいと教えてくれました。地元の人でもなかなか見られないというこの光景は、盛岡ならではの特別な体験となりました。

野生のカモシカを拝んだ後に、桜山界隈のエリアにある自家焙煎珈琲店「六月の鹿」でコーヒーを一杯。早朝から開いている、とても落ち着いた良い雰囲気の喫茶店。大きな窓の外を眺めながら、自家焙煎の美味しいコーヒーをゆっくりといただきました。

早朝の盛岡城跡公園の散歩→六月の鹿で目覚めの一杯。とてもおすすめ朝散歩コースです。

散歩を終えて、お腹も空いたので盛岡3大麺の一つ「じゃじゃ麺」で有名な「白龍(パイロン)」の本店へ。じゃじゃ麺は、温かい平打ち麺に、キュウリ、ネギのみじん切りと秘伝の味噌をたっぷり乗せて、ニンニク、酢、ラー油などをお好みで合わせて混ぜていただく盛岡のご当地グルメ。

味を変えながらいろんな味を楽しみました。

 

麺を食べ終えたら「ちーたんたんお願いします」と言って皿を渡すと麺を食べ終えた後のもうひとつの楽しみが。ちーたんたんは、食後の器に生卵、肉味噌、ネギと茹で汁を入れてかき混ぜた絶品スープ。ふんわりとした卵と、スープに溶けた味噌の味付けが抜群でした。

じゃじゃ麺は長年このスタイルの食べ方で愛される人気の盛岡グルメです。

お腹を満たした後は紺屋町エリア徒歩圏内にある「岩手銀行赤レンガ館」へ。岩手銀行赤レンガ館は、2012年まで約100年にわたり銀行として使われた建造物。東京駅と同じ方が設計した、赤レンガの洋風な印象が特徴的な建物です。

ランチには「東家(あづまや)」でカツ丼。東家はわんこそばで有名な老舗ですが、実はカツ丼が隠れた名物という噂を聞きつけたので頼んでみることに。周りのお客さんも半分以上の人がこのわんこそばを頼んでいました。

オーソドックスなカツ丼ですが、蕎麦屋ならではの出汁が絶品でお肉も厚みがありとても柔らかく大満足でした。次回はわんこそばも挑戦してみたいですが、またカツ丼を頼んでしまうような気もします、、

お腹を満たした後はやはりコーヒーで一服。静かな時間が流れる、珈琲とチョコレートの喫茶店「羅針盤」へ。ひっそりとした佇まいで、ドアを開ける時もなんだかドキドキしてしまいました。店内はレコードが流れる落ち着いた雰囲気で、珈琲を飲みながら本を読んだり静かに会話を楽しんだりするのにおすすめの喫茶店です。

この紺屋町周辺にはこう言った個人経営の喫茶店が多くあり、どのお店もこぢんまりとしていてゆっくりと自分の時間を楽しめる空間があるように感じました。盛岡に来たら喫茶店巡りも外せません。

盛岡・紺屋町で心温まる旅を

盛岡の紺屋町エリアは、文化、グルメ、自然が絶妙に融合した魅力的な場所。限られた時間でも充実した体験ができるエリアです。

今回紹介した観光地やお店は、すべて徒歩で回ることができるほど、この紺屋町周辺のエリアはコンパクトに見所が凝縮された街となっています。有名観光地だけではない、今まで知らなかった盛岡を発見することができました。

今回は2月の盛岡でしたが、雪が積もっていないのに極寒でした。岩手山から吹き付ける風で気温以上に寒く感じるので、防寒対策は十分にして盛岡を楽しみましょう。次の週末はぜひ盛岡を訪れて、心温まる旅を体験してみてください。

 

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