広島弾丸旅行 2泊3日の旅

広島県ってどんなところ?

→原爆ドーム・厳島神社(宮島)の2つの世界文化遺産がある広島県。自然に恵まれ、瀬戸内海の数々の絶景や個性豊かな島々は圧巻。牡蠣やお好み焼き、レモンなどの広島グルメを楽しむこともできるなど、魅力がたくさん。尾道や呉など、他にも多くの観光地があり、国内だけではなく海外からも多くの観光客が訪れます。

今回の旅では、3日間で

1日目:尾道、しまなみ海道

2日目:呉、とびしま海道

3日目:原爆ドーム、厳島神社(宮島)

を周るという日程で旅行してきました。

2泊3日というと長いように感じるかもしれませんが、通常では3日間では回れないような数の観光地を一気に周ってきたので、とても弾丸な旅行となりました。それぞれどんな場所に行ってどんな旅をしてきたのか、1日目から順に紹介していきます。

 

【1日目】

1日目は尾道〜しまなみ海道へ。しまなみ海道は、広島県と愛媛県を美しい島々と橋がつなぐ絶景ロード。サイクリングで2日間くらいかけて観光するのがおすすめとのことでしたが、今回は時間が足りないため車で横断しました。

まずは広島に到着し、尾道へ。まずは尾道の千光寺公園を観光。4月後半ですがとても暑い日で、半袖短パンで夏を先取りしての観光。

千光寺公園は千光寺山の山頂にあり、「PEAK(ピーク)」という新展望台からは、尾道市街を一望でき、尾道水道を行き交う船や瀬戸内の島々、天気が良ければ四国の山々まで見渡せます。このPEAKからの景色がとにかく絶景でした。

今回はしまなみ海道も同じ日に巡るという弾丸スケジュールだったため尾道でゆっくりすることはできませんでしたが、いつか尾道の街並みを予定も決めずにゆっくり散策してみたいです。

尾道のあとはいよいよしまなみ海道へ。しまなみ海道は「サイクリストの聖地」としても知られていて、全長約60kmの道を自転車で横断することができます。(いつか絶対にやってみたい!)

 まずは尾道から車でしまなみ海道の伯方島へ。伯方島は広島県ではなく愛媛県ということで、初の四国上陸!特にこの伯方島で観光したい場所があったわけではありませんが、お腹が空いたので道の駅に停まって昼食をとりました。道の駅からの景色が絶景です。

次はその隣にある大三島。この大三島も愛媛県。ここでは大山祇神社に参拝。大山祇神社はパワースポットとして有名で、境内中央には樹齢約2,600年とされる大楠が鎮座しています。この大楠がとにかく迫力があり荘厳な雰囲気に圧倒されました。

そして次に向かったのは全国でも有数の柑橘類の生産地、生口島。生口島では、瀬戸田サンセットビーチ、耕三寺、未来心の丘訪れました。

瀬戸田サンセットビーチは夕日がとても綺麗らしいのですが、今回は夕日が見れる時間帯ではなかったので、写真で見たことがある黄色いモニュメントと記念撮影をして耕三寺へ。

この耕三寺が穴場スポットで、寺院の一つ一つの建物や庭園が色鮮やかで美しく、敷地もとても広いので見ていて飽きません。池では鯉が気持ちよさそうに泳いでいます。

そしてこの耕三寺から洞窟のような場所を潜り抜けた先にあるのが未来心の丘。白大理石で造られた庭園で、インスタ映え間違いなしのフォトジェニックな観光スポットです。真っ白な大理石と青空がとても映えます。

このしまなみ海道では、瀬戸内の柑橘類がいたるところでリーズナブルに購入できるので、お土産にいろんな種類の柑橘類をまとめて購入し、段ボール箱で送ってしまうのもおすすめです。

 

【2日目】

2日目は呉市〜とびしま海道を回るコース。

呉市は、戦艦「大和」の生誕の地として知られる海軍の町です。実際に軍艦や潜水艦を見ることができる、日本有数の観光地です。

まずは海軍自衛隊呉資料館(てつのくじら館)へ。てつのくじら館は日本で唯一、実物の潜水艦を展示しており、無料で観覧することができます。海上自衛隊や潜水艦、機雷などの資料も展示されており、その歴史や活躍を学ぶことができます。

潜水艦の内部は撮影禁止のため写真は撮れませんでしたが、海猿を思い出してより楽しむことができました。潜水艦すごい、、

お次は軍港クルーズに出発。軍港クルーズは毎日ショートコースとロングコースが運行しており、事前に予約しておくことで参加することができます。

今回はショートコースに参加しましたが、とてもたくさんの潜水艦や軍艦を見ることができ、ガイドの方のお話も興味深くて面白かったので、ショートコースでも十分に楽しむことができました。情報量が多すぎて細かいことはあまり覚えていませんが、「潜水艦にはそれぞれ外に数字の番号が書かれているが、敵から番号が見えないような色で薄く書かれている」など、ためになる知識をたくさん知ることができました。

本物の軍艦を目にするのは初めてだったので、軍艦の迫力とその繊細な造りに驚きました。見たことがない方にはぜひ行ってみてほしいスポットです。

呉市をあとにして次はとびしま海道の御手洗地区へ。御手洗地区は江戸時代に港町として栄えたエリアで、今もそのレトロな雰囲気の街並みが残っている観光スポットです。

この日は日曜日だったのですが観光客も少なく、とてもゆっくりと綺麗な街並みを楽しむことができました。

瀬戸内海の水がとにかく綺麗です。

江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を感じられます。とてもコンパクトなエリアなので、ゆっくり歩きながら、海や街の美しい景色を時間をかけて楽しむのがおすすめです。

 

【3日目】

3日目は広島市内中心部の原爆ドームや平和記念資料館を周り、宮島を観光するコース。

まずはホテルから広電(路面電車)で原爆ドームに向かいます。路面電車が走る町ってなんだか憧れます。

原爆ドームは初日にも遠くからみていましたが、近くで見ることでより原爆の恐ろしさや原爆ドームの存在意義を感じることができました。

そして1番心が重くなったのが広島平和記念資料館です。ここには被爆者の遺品や被曝の惨状を示す写真や資料が展示されており、広島の被爆前後の歩みや当時の状況などが詳細に残されています。私自身の世代的にも、これまでテレビなどで戦争や原爆のことを知る機会はありましたが、それ以上深く自分で学んだり知ろうとしたことがありませんでした。しかし今回この資料館でその被害や当時の状況を目の当たりにし、衝撃を受けました。

資料館を出る頃にはどっと疲れを感じて、近くの椅子を探して休みたくなるほどでした。今回の3日間の旅で1番訪れてよかったと思う場所がこの原爆ドーム・平和記念資料館で、日本人としてここに一度来れてよかったと思える場所でした。

原爆ドームのすぐ東隣に位置する「おりづるタワー」もおすすめの観光スポット。原爆ドームや広島の街並みをを上から一望することができるランドマークタワーです。

専用の折り紙で折ったおりづるを、おりづるタワーのシンボルである「おりづるの壁」に投入するという体験もできます。世界中からたくさんの観光客が訪れ、平和への想いや祈り、それらが積み重なって完成する「おりづるの壁」にぜひ参加してみましょう。

そして広島旅行の最後は、厳島神社のある宮島へ。

宮島へは原爆ドームのすぐ近くから出ている高速船を使って移動。

宮島についてからはやや雨が降ってきたので、傘をさしながら観光していきます。

まずはお腹が空いたので、名物の牡蠣と穴子めしを食します。宮島ビールを飲みながら。最高です。

厳島神社は、時間帯によっては潮が引いて鳥居のところまで行けるそうですが、今回は満潮だったため遠くから写真を撮りました。

可愛い鹿さんもたくさん歩いています。

カヌー?カヤック?のようなもので鳥居をくぐっている人たちも。いつかやってみたいです。

最後に空港でまた牡蠣が食べたくなったので生牡蠣とレモンサワーを。

広島旅行【完】 

初めての広島でしたが、たくさんの美しい景色を観たり、戦争の歴史を学んだり、大満足の旅でした!しまなみ海道のサイクリングなど、今回できなかったこともたくさんあるので、またいつか広島に来ようと思います!

ぜひ広島観光の参考にしてみてください!

 

Travy