マレーシア・ペナン島 美食の旅
ペナン島の魅力とは?
マレーシア北西部に位置するペナン島は、アジア屈指のグルメ天国として名高い観光地です。多文化が融合するこの島では、マレー、中国、インドの影響を受けたユニークな料理が楽しめるほか、歴史ある街並みや美しい自然も魅力。今回は、ペナン島の中心地であり町全体が世界遺産としても登録されているジョージタウンを拠点に、美味しい食事と観光地を堪能した旅の様子をご紹介します。
美食の旅:ペナン島のグルメ
ナシカンダー(HAMEEDIYAH RESTAURANT)
ペナン島発祥の伝統料理「ナシカンダー」は、香辛料が効いたカレーとおかずを混ぜて楽しむ絶品の一皿です。訪れたのは、創業100年以上の老舗「HAMEEDIYAH RESTAURANT」。
カウンターにはさまざまなおかずが並び、自分好みに選ぶ楽しさも魅力です。
スパイスの香りが立ち上るカレーは濃厚でありながらも後味が軽やかで、何種類も試したくなるほど美味でした。現地の人たちの真似をして、手で食べてみました。箸やスプーンで食べるのとは違い、よりしっかりと混ぜることができ、味も美味しく感じました。
パセンブー(GANI Famous Pasembur)
ジョージタウンで楽しんだもう一つの名物料理が「パセンブー」。サラダ風の料理で、揚げ物や野菜を甘辛いピーナッツソースで和えた独特の味わいが特徴です。「GANI Famous Pasembur」では具材を選んでオーダーするスタイルで、ピリ辛のソースが素材の旨味を引き立てます。一皿の中に多彩な食感が詰まっており、まさにペナン島の多文化が表現された一品でした。赤いソースをかけてもらえるので、席に着いたら自分でぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのが現地流です。
ロティ・チャナイ(GEMAS ROAD BROTHERS)
朝食には「GEMAS ROAD BROTHERS」で人気の「ロティ・チャナイ」を。薄く焼かれたパンにカレーをつけていただくこの料理は、シンプルながらも満足感たっぷり。
外はカリカリ、中はふわふわのロティは、カレーとの相性が抜群で、地元の人々の活気ある朝の時間を体感しながら楽しむことができました。マレーシアの定番ドリンク「Teh Tarik(テタレ)」も一緒に注文するのがオススメ。
ペナン島の観光地巡り
ショッピング(Queensbay Mall)
午後はクイーンズベイ・モールでショッピングを楽しみました。ペナン島最大級のショッピングモールで、ファッションから家電、グルメまで何でも揃うのが魅力です。ローカルな商品も多く、旅のお土産を探すのにもぴったり。広々とした館内は快適で、観光の合間にリフレッシュできるスポットでした。帰りにはとてつもないスコールでバス停までもなかなか辿り着けず。マレーシアは一時的なスコールも多いので注意が必要です。
バトゥー・フェリンギ(Batu Ferringhi)
バスで向かったのはペナン島北部のビーチリゾートエリア、バトゥー・フェリンギ。トロピカルスパイスガーデンでは、ペナン島特有のスパイスや植物を学べるガイド付きツアーに参加。
豊かな自然に包まれた癒しの時間を過ごしました。ビーチではのんびりとした時間を満喫。海風を感じながら、青い海と空に癒されるひとときは格別でした。
歩いていると猿や亀、アリゲイターなど、いろんな動物と出会えます。
姓周橋(Chew Jetty)
ジョージタウンに戻り、水上集落の姓周橋を訪問。木造の家々が立ち並ぶこのエリアは、かつて中国からの移民が暮らした歴史を感じさせる場所です。
海にせり出した桟橋からの眺めは美しく、地元住民の暮らしに触れることができました。伝統的な工芸品や軽食を売る小さな店もあり、ゆっくり散策するのにぴったりのスポットでした。
まとめ
ペナン島は、多文化が織りなす独自のグルメと観光地が融合した特別な場所です。ジョージタウンの歴史ある街並みを拠点に、美味しい料理を堪能し、自然や文化を体験する旅は、心もお腹も満たされること間違いなし。次の旅先には、ぜひペナン島を選んでみてください!