トルコの公共交通機関はどんな感じ?気をつけないとぼったくられる!?
トルコ旅行を計画している方へ。現地の移動手段ってどうなんだろう?と思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、私が実際にトルコを旅して感じた「公共交通事情」についてご紹介します。
イスタンブールとカッパドキアをメインに移動した体験をベースに、便利だったポイントや注意点もあわせてお伝えします!
イスタンブールではトラムが最強!
イスタンブールの観光地巡りには、トラム(路面電車)がとても便利!
スルタンアフメット・モスク、アヤソフィア、グランドバザール、ガラタ橋…といった主要観光地は、すべてこのトラム一本でアクセス可能。タクシーを使う必要はまったくありませんでした。
「イスタンブールカード」が超便利!
トラムに乗るには「イスタンブールカード」というプリペイド式ICカードの利用がおすすめです。これは日本のSuicaのようなもので、チャージして繰り返し使えます。トラム以外にも、バス、フェリー、地下鉄など、さまざまな交通機関で使えます。
✅ 発行も簡単!
駅にある券売機で発行可能。しかも、言語選択で「日本語」が選べるので、初めてでも安心。現金またはクレジットカードでチャージできます。
✅ カードがなくても大丈夫!
なんと、クレジットカードを直接タッチするだけでもトラムに乗れます!
ただし、1回の運賃はイスタンブールカード利用時よりやや割高なので、何度も乗るならイスタンブールカードの方がお得。今回の旅行では、イスタンブールカードで1回の乗車につき15 トルコリラ(約60円)で乗車できました。
✅ 交通費はとにかく安い!
イスタンブールは物価が高めに感じましたが、公共交通機関の運賃はかなり安いです。1回のトラム移動は100円以下(その時のレートにもよる)で済むので、気軽にあちこち回れます。
カッパドキアではバス移動が基本
カッパドキアは都市部と違って、公共バスでの移動が主になります。
観光地の中心であるギョレメを起点に、近隣の町(ウチヒサール、アヴァノスなど)へはバスでアクセスできます。
✅ バス停がわかりにくいことも
正式なバス停がなく、「え、ここから乗るの!?」と思う場所も…。でも、道端でバスを待って、手を挙げると止まってくれることも多かったです。まるで地元民になった気分!
✅ 観光ツアーも活用しよう
カッパドキアでは、グリーンツアーやレッドツアーなどの一日観光ツアーがとても充実していて便利。交通がやや不便な場所(地下都市や渓谷)へも連れて行ってくれるので、時間のない方には特におすすめです。
その他の交通事情
-
空港アクセス:イスタンブール空港から市内への移動はHavaistバスが便利。広くてきれいなバスで、主要エリアまで乗り換えなしで行けます。
-
トルコの鉄道:国内の長距離移動には、YHT(高速鉄道)という選択肢も。アンカラなどへの移動に利用可能ですが、旅行者にはバスや飛行機の方が使いやすいかも。
-
国内線も安い!:トルコ国内はLCC(格安航空)も発達していて、トルコ航空やペガサス航空などを使って、早めに予約すればお得に移動できます。
まとめ:基本は公共交通でOK!タクシーは慎重に
イスタンブールのような都市部では、トラムやメトロで十分観光できますし、カッパドキアのような地方でもバスやツアーを使えばスムーズに回れます。
タクシーは便利な半面、「ぼったくりリスクあり」という心構えを忘れずに。実際、トルコ人の友人も「タクシーは地元の人たちでもぼったくられるから、絶対に乗るな」と言っていたほど。タクシーを使うなら、公共交通機関を使った方が安心です。現地の人ですら警戒しているくらいですから、観光客の私たちはなおさら注意が必要ですね。
しっかり下調べして、安全&快適なトルコ旅を楽しんでください!
Travy